草津温泉湯畑

天下の名湯!草津温泉!

草津温泉湯畑目次

  1. 草津温泉湯畑 について
  2. 草津温泉湯畑の見どころ
  3. 草津温泉湯畑の付近
  4. アクセス
  5. Tiktokで情報を見る
  6. instagramで情報を見る
  7. Googleで口コミを確認
  8. Twitterで情報を見る

草津温泉湯畑 について

日本屈指の名湯で古くから多くの人々に親しまれてきた草津温泉は日本一を誇る自然湧出量で、毎分32,300リットルで1日あたりドラム缶にして約23万本にものぼります。

この草津温泉といえば温泉街の中心に草津温泉のシンボルである「湯畑」があります。

湯畑は6つある草津温泉の源泉の一つで毎分4,000リットルの温泉が湯煙を上げて湧き出ているのです。

この湯畑から湧き出る温泉の泉質はpH2.1という高い酸性度で殺菌効果に優れているといわれています。

源泉の温度は約50〜90度もあり、このままでは温泉として使うことができません。

水を加水して温度を下げる方法もありますが、それでは温泉成分が希薄になり効能も薄まってしまうため、長い7本の木製の湯桶(ゆとう)に通して空気に触れさせることで温度を下げているのです。

適度な温度に下げられた温泉はそのまま各旅館などに送られています。

一方、直接源泉を引いているところでは加水ではなく「湯もみ」をすることで温度を下げて入浴しやすい状態にする方法が考え出されたのです。

これが草津温泉名物の「湯もみ」となっています。

「湯もみ」によって入浴する方法を「時間湯」といい、入り方はまずかぶり湯と呼ばれるタオルを頭に乗せて温泉をかけます。

かぶり湯をすることで脳に血流が集中することで血管が活性化されて血液がきちんと循環されるようになるのです。

活性化された血流のおかげで高温でありながらも貧血やのぼせることもなく入浴ができるようになります。

しかし、入浴時間は約3分といわれており、これには科学的な根拠はありませんが3分以内が一番体に負担をかけない効果的な方法だといわれています。

こうして湯船から上がるとしばらくは絶え間なく汗が吹き出します。

まさにサウナ効果のようで、こうして老廃物が流れ出すことで体も肌も活性化されるのです。

この湯畑は源泉の温度を下げることで、入浴しながら温泉の効能を存分に楽しむことができますが、温度を下げることで「湯の花」を採取することも可能です。

湯畑には仕切るように7つの木桶が使われていて、空気に触れた固まった湯の花が木桶に堆積していきます。

それを堰き止めて採取するのです。

湯の花は江戸時代中期にあたる寛政2年(1790年)頃から薬用としても利用され高値で取引されていました。

その代金を幕府への上納金として納めていた経緯があります。

「湯畑」の名称の起源は、「湯の花」が収穫できる畑であることから「湯の畑」、それが「湯畑」になっていったと考えられています。

草津温泉の歴史は古く、その起源には3つの説があります。

その一つは大和朝廷の時代まで遡ることができ、日本武尊が東征帰路の途中で発見されたとされています。

二つ目は奈良時代の僧行基が発見したという説、さらに三つ目として鎌倉時代に源頼朝が狩猟の時に見つけたという説です。

確かな史実によれば500年以上も昔から草津温泉の湯で武将・兵士たちが傷を癒したのは事実のようです。

また、湯畑の中には今でも八代将軍、徳川吉宗が汲み上げさせた際に組んだといわれる木枠が残されています。

この木枠は「八代将軍御汲み上げの湯涌」と呼ばれ、石碑も建てられているほどです。

大規模な湯畑を中心に広がる草津温泉は一般人だけでなく著名人からも愛され、湯畑を散策していると志賀直哉・尾崎喜八・高村光太郎・竹久夢二・斎藤茂吉など名だたる名前が石柱に刻まれているのが見られます。

時代とともに湯畑の利用方法も変わってきており、群馬大学の調査によるとこの湯畑の源泉は新型コロナウイルスの感染力を抑える効果もあるそうです。

研究によれば新型コロナウイルスの感染力を10秒間で97.51%、1分間では99.12%まで不活性化させることができ、硫酸水溶液の56倍、水道水の283倍まで感染力を抑えられるそうです。

そのため草津温泉では「手洗乃湯」を湯畑に併設し、気軽に湯畑の源泉に触れることができるようになりました。

ただし、草津温泉に入浴すれば新型コロナウイルスが治癒できるということではないことはいうまでもありません。

草津温泉の名物「湯畑」は時代の中でさまざまに利用されて今に受け継がれてきています。

湯畑は1周を約10分かかりますが、周辺には足湯をはじめ、土産店も多くあり観光客の人気スポットです。

特に24時間利用可能な無料の足湯「湯けむり亭」は誰でも足湯が楽しめることから大人気です。

この足湯施設がある場所には江戸時代「松乃湯」という共同浴場があったのです。

そのイメージで造られた檜造りの「湯けむり亭」は草津温泉の旅のいい思い出になることでしょう。

草津温泉湯畑の見どころ

日本三大名泉のひとつ草津温泉は古くから多くの人に親しまれた温泉で、その歴史は古く古墳時代に日本武尊、奈良時代には僧行基が発見したという説、さらには鎌倉時代の源頼朝が発見したという三つの説があります。

このように古くから愛されてきた草津温泉の中心部に広がる「湯畑」は江戸時代に造られたものです。

草津温泉といえば「湯畑」といわれるほど定着したイメージがあり、「湯もみ」も実演でも知られています。

「湯畑」は草津を代表する風景となっていますが、湯畑の源泉の温度は最高約90度あるため、そのままでは湯宿では利用できないので木製の湯桶に通して外気に触れさせることで温度を下げています。

湯畑は草津温泉の6つの源泉のひとつで、7本の湯桶には毎分4000lにも及ぶ豊富な源泉が湧き出て湯けむりを激しく上げているのが草津温泉の名物です。

湯桶を通して湯宿まで温泉を送り続けていて、そのほかには共同浴場や足湯などにも活用されています。

将軍お汲み上げの湯枠 - フォートラベル

湯畑の見どころはいくつかありますが、なんといっても「八代将軍御汲み上げの湯涌」は必見です。

将軍徳川吉宗が汲み上げさせたといわれる木枠が今でも湯畑の源泉の中に残されています。

そばには石碑も建てられています。

湯畑には湯桶が7本ありますが、外気に触れながら湯桶を通ることで源泉の温度が下がっていきますが、その際に沈殿物が溜まっていきます。

それが「湯の花」です。草津温泉のお土産でも大人気の湯の花は、昔は薬として珍重されていたそうです。

現在は年に3回湯桶から湯の花を採取するために湯桶を堰き止めているそうです。

この湯畑にはメディアなどでも取り上げられる名物「湯滝」があります。

湯桶を通して温度が下げられた源泉は湯滝を勢いよく流れ落ちて、湯畑周辺にある湯宿など温泉施設に送られています。

もうひとつ湯畑で忘れてならないものが「熱乃湯」の湯もみです。

草津温泉といえば「熱乃湯」の湯もみでしょう。

湯畑から徒歩1分にある観光施設で、ここの名物「湯もみショー」はなんと、1960年から始まったそうです。

湯もみは高温の湯畑の源泉を適温まで下げるために考え出された伝統的な手法で、伝統民謡として有名な「草津湯も唄」を歌いながら、約180cmある木の板でお湯をかき混ぜて温度を下げていくのです。

加水しないため温泉の効能をそのまま活かせるのが特徴で強酸性の泉質である草津のお湯は、湯もみされることで泉質が柔らかくなるといわれています。

湯畑の東側には24時間誰でも無料で楽しめる足湯「湯けむり亭」があります。

ここには江戸時代にあったとされる「松乃湯」という共同浴場を再現した檜造りでちょっと贅沢な足湯が楽しめます。

草津温泉湯畑の付近

草津温泉の湯畑から少し離れた観光スポットもぜひお楽しみください。

いくつかご紹介しますので参考にしてください。

そのひとつは「西の河原公園」です。

草津温泉の西の河原公園で露天風呂と散策(湯畑から徒歩14分) -ルネス軽井沢

草津を代表する観光スポット「西の河原公園」は、かつては「鬼の泉水」と呼ばれていた場所で、河原には溶岩石がいくつも転がり各所から湯気が出ている勇壮な景観に圧倒されるでしょう。

夜はライトアップされて昼間とは異なる幻想的な世界が楽しめ散策を楽しめるスポットとしても有名です。

公園内には男女合わせて約500平米もある広い露天風呂があり、大自然に包まれて日常を忘れさせてくれる、そんなひと時が楽しめます

次にご紹介するのは、湯畑から少し離れた北側に日本武尊を祀る「白根神社」です。

古くから白根山信仰の中心で、戦国時代より白根の集落の守り神として住民に親しまれてきました。

1868年に「白根神社」と改称され現在に至ります。

白根神社の名物は「アズマシャクナゲ」で4月下旬から5月上旬が見ごろです。

子供から大人まで楽しめる施設といえば「草津熱帯圏」です。

温泉熱を利用したドーム内のジャングルは素晴らしいの一言。

約250種、1000匹の動植物が迎えてくれますよ。

人気者はピグミーマーモセット、カピバラ、エリマキキツネザルなど。

ペット同伴で入園できるのは国内でも珍しい動植物園ではないでしょうか。

アクセス

草津温泉は群馬県の北西部に位置し、周囲は標高が高い山々に囲まれていて、直通の新幹線や高速道路もないことからアクセスが一般の温泉観光地に比べ悪いイメージがあります。

車で草津温泉にアクセスするなら、主なルートとしては国道292号線が便利です。

車でアクセスする場合は、草津温泉街は道路の幅が狭く、混み合うことも多く、一方通行もあるため土地勘がなければストレスを感じるかもしれません。

バスを利用するなら、おすすめは長野原草津口駅から路線バスでアクセスするのがいいでしょう。

新宿駅・渋谷駅・名古屋駅から草津バスターミナル行きの高速バスもあるので便利です。

電車でアクセスするなら東京方面の場合、JR上野駅から長野原草津口駅まで特急で約2時間半、長野原草津口駅からバスで草津温泉バスターミナルまで約25分です。

JR東京駅からは北陸新幹線を使いJR軽井沢駅まで約1時間、JR軽井沢駅からバスで草津バスターミナルまで約1時間半。

名古屋方面からは特急でJR長野駅まで約3時間、長野駅から北陸新幹線で軽井沢駅に向かい、そこからバスに乗車して草津へ向かうルートがあります。

草津温泉は狭く温泉街も道路が入り組んで狭いため車の移動は避けた方がいいでしょう。

徒歩でも十分可能なのでぶらぶら散策するのがおすすめです。

また、草津温泉には町内循環バスが運行されているので歩くのはちょっとという方はバスがいいでしょう。

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